わあ3月全然更新してなかった!

生きてます

2、3月は祖母が不正出血して、そこから癌が発覚して、
入院して、1週間で死ぬかもとか言われてたにもかかわらず
結局持ち直したというかなんというかで
転院にまでなったので、とにかくバタバタでした
まあ私が実務をするわけではないけど
家族がそっちに奔走してる間に家のこといろいろしたりとかあるでしょ
そんなストレスフルで落ち着かない状態でわざわざ職探しとか
そんな元気も時間もなく

3月の終わりには、またしても仕事辞めてすぐのころ並に
体調が悪くなったので(たぶん季節のかわりめと諸々のストレス)
意を決してかかりつけの消化器内科で
胃カメラの予約をし、決行してきました

生還しました…

折角なので忘れないうちに胃カメラレポをしておきます
現代人なら切っても切れない胃の不調
胃カメラも珍しいものではないのでね
多少なりとも参考になればってことで備忘録をば

まずは長くなりますが体調の経緯から

家からいちばん近いという理由でかかっているこの消化器内科
胃痛は大学生のころから感じるようになって
仕事してるときは季節に1度ぐらいはひどい胃痛に悩まされる時期があって
それを薬をもらってだましだまし何とかごまかして…
というのが2014年ぐらいまでの状況
先生には、次来たら胃カメラしない?と長らく打診され続けてきましたが
わたしはなんといっても、風邪で喉をみられる程度でもえずく反射のひどさ
ドクハラかます横柄なジジイ医師なんかには
いい年して情けない!と怒られることもあって余計にトラウマに
(好きでやってるんじゃないし体質で自分でも情けないと思ってるのに
なぜああいう奴は追い打ちをかけるのか…死ね)
そして昔から、吐くことがこわくてたまらなく、小学生以来吐いてない
というぐらいの嘔吐恐怖症
そんなこともあって、絶対無理、胃カメラするぐらいなら死ぬ
と思うぐらいの親和性のなさでした

ヨーグルトを摂取したり、わりとあう市販薬を見つけたりで
なんとかやりすごしてましたが、去年の4月の終わり
転職先からの突然の事業縮小による契約解除や生活習慣の腐敗、
さらに、たいしてもともと頑健でもなかったはずのわたしが
年間休日90日そこそこで9年近く働いていたことなど
長年たまりにたまったストレスや疲れが限度を超えたのでしょう、
倒れたわけではないのですが、仕事最終日の直前に、たまたまちょっと気分が悪く
頭痛がひどかった日の退勤時に電車トラブルに巻き込まれ、
家に帰るなりこの私が嘔吐してしまったのです…

たぶん今から考えるとそれはただのちょっとしたきっかけであり
また胃腸風邪みたいなもんだったとは思うのですが
何日か気持ち悪いのがなかなか消えず
そこからなんか電車で仕事に行くのがめちゃくちゃこわくなってしまったのです
いわゆるパニック障害とかそういう類いのものでしょうか
メンタルはわりと強いと思ってたし、気を楽に、と思っても
なかなか体が言うことをきかず…

そしてこの嘔吐恐怖症のわたしが、めっちゃしょっちゅうえずくような体質に
なってしまったのです…

なんということだ…

5月いっぱいは、えずくのもすごく大げさなことになるし、
すぐ涙は出るし、意を決してえずかなきゃできないしで体力は消耗するし
なんかこわくて何もできないし、どん底でした

しかしえずくことになれてくると、えずけばまあ楽にはなるし、
何か飴とか口に入れておけば耐えられるし
(これは思い返せば結構小さいころから、走ったり歌ったりすると
わりとすぐ気持ち悪くなっていたので、今に始まったことではありませんでしたが
いかんせんえずく=吐く=死んだ方がまし、だったので、とにかく
おえっ という状況になるのを避けるか耐えるかだったので、
わりとよく飴だのなんだの口に入れてました)
えずいても必ずしも吐く、出す、わけではなくなってきたので
逆に、喉がつまるような感じがあればすぐえずくようになったのです

大逆転!!

とはいえ、出てなくても逆流してるならあんまり胃や食道にはよろしくないでしょうし
どうしたもんかなあと思いつつ、この消化器内科に毎月通い、
喉を楽にする漢方、胃酸を抑える薬、胃の調子を整える薬、そして自律神経の薬
などを出してもらい、この1年は仕事をせず実家でのんびり暮らし
様子をみてきました

だいたい薬をちゃんと飲んでいればわりと落ち着いて生活できるようにはなったものの
薬をやめると1週間ほどしたらえずきまくる日が出て来たりするし
日によってやっぱり薬を飲んでいてもえずくこともあるしで
根本的な解決にはならず

だとしたらやっぱり、これまでもずっと胃痛で悩んだこともあったし
(胃痛はこの2年ほどは出ないようにはなってましたが)
もし胃に異常がないなら他の原因やら、心因性だってことも絞られるし
少しは不安要素がなくなるのでは…という思いが強まったので
思い切って胃カメラを決意したのです
そろそろ働かないと、遊ぶ金もなくなりましたからね


と言ってもこのかかりつけの消化器内科、ありがたいことに
経鼻内視鏡検査、いわゆる「鼻からの胃カメラ」を導入しているクリニックだったのです
まあそうじゃなかったら絶対決意してませんが

しかも先生はとても丁寧で親切
今回も、一度やってみます、と伝えたらまず「痛いことは何もありませんからね」。
心強いお言葉です
この病院ではまず胃カメラの前に血液検査を受けることが必須なので
この日は普段の診察と血液検査を受けました

予約が詰まっていたので、2週間後に決定
まあドキドキもしつつ、いよいよこの10年近く避けに避けて来たことを
やることにした自分に拍手を送りつつ…で2週間普通に過ごしました

午前10時の予約でしたが、前日は20時までに夕飯を済ませる約束
また、お酒も控えるよう言われます
わたしはもともとコーヒー、たばこ、酒はまったく嗜まないので問題なし
ちなみに翌朝9時半までは、水、お茶、スポーツドリンクは
量の制限なく摂取できます
なので、まあお腹はすきましたが大丈夫でした
日曜は見るテレビが多いので
ファーストガンダム鉄血のオルフェンズの再放送からの真田丸
風呂、そしてマスケティアーズ、ジョジョの再放送を見て
だらだらしながら最終的にくまみこをお供に就寝
すぐ寝付きましたがとにかくなぜか検査に寝坊する夢を見てびっくりするけど
夢じゃないっていう夢を見てめっちゃ疲れました(神経質)

すぐ近所なので9時に起きて、検査当日の20分前には来るよう書かれていたので
指定の時間に病院へ
まあ予約はあれど普通に来られた患者さんの診察と並行してるので
血圧と熱計って、ぐったりしながら待機
呼ばれたのは予約を15分すぎたころでしょうか
まずは先生に、先だって受けた血液検査の結果を説明されます
このへんは個人的なアレなので割愛しますが、まあ大きな問題はなく

そして看護士さんが胃カメラの準備を開始
胃カメラの部屋で、おそらく消泡剤とおぼしきものを飲むよう言われます
小さい紙コップに半分ぐらい
おいしいものではないです、と注意されながらすごい勢いで飲み干しました
緊張してるのでもちろん飲み干すなりオエッと2回ほどえずきます
お水飲みますか?と声をかけてもらい、飲んでいいのか…と思いながら
遠慮なく頂きました(やさしい…)
そこから10〜15分ほど、ベッドに座ったままでいるよう指示
飲んだ液体は、苦いものじゃなくて生甘い…?スポドリみたいな類いの味です
ボワーと胃があたたまるかんじ…不思議な感覚です
えずいたのでちょっと落ち着いたのかそんな気持ち悪くはありません

10時半になり、横になるよう言われます
看護士さんが話しかけながら毛布をかけてくれます
気分悪くないですか?まあいいわけないですよねw なんつって、やさしい…

先生はときどき部屋へやってきます
まずは鼻の通りをよくするスプレーをしました
どっちの鼻がよく通る?と聞かれ、うーん、どちらかといえば左…?
とこたえたら、スプレーのあとしばらくしてから
左の鼻の穴に麻酔薬を半分流し込まれます
まずいです、と言われます、苦いです…くるしい…
ここでもえずいたかも…朦朧としてよく覚えてません
(いや意識はハッキリしてます、ただ私が極度の緊張でおかしくなってるだけ)
鼻の奥まで流れてきたら飲み込んでください、といわれます
ちょっとしてすぐにが〜いのが喉の奥に…ゴクン
2回ぐらいきます
そしてまた残りの半分…ゴクン くるしいつらい…
なんだか喉と鼻が今まで感じたことのない雰囲気に
熱いようなしびれるような…喉の奥の唾は飲んでいいけど、
舌で押し出せるようなところにあるのはティッシュに出してね、
といわれますが私は根本的に「口から出す」ことですぐ反射が起こるので
わりと飲んでました(別に胃カメラ中もそれで問題なかったです)
あと、私は口にものを含んでいるとえずきがおさまるので、
先生にあらかじめ胃カメラを受ける前に相談してみたら
口で溶けるようなものならいいですよと言ってもらったので
タブレット(いわゆるミンティア)を口にふくみながらやってもらいました
(看護士さんにそんなケース初めてって言われたけどな)
言ってみるもんだな…

麻酔のあと、左を下にして寝転がり、先生が鼻を慣らすための
柔らかくて細いチューブ(麻酔ゼリー塗りたくったやつ)を左鼻に通します
が、あれ、狭いねえ、入らんねえ、と嫌な予感
「やり直して」と看護士さんを呼ばれ、
あの苦い麻酔を右鼻に注入
鼻が悪いと経鼻内視鏡できない場合もあるってことなので嫌な予感がよぎります
ここまで心を決めてもしできなかったら…

そしてまたさきほどの細いチューブを今度は右に投入
あ、さっきと全然違うわ、と先生がいうとおりするする入ります
よかった…まあ違和感バリバリですが

それをしばらくつっこまれたあと、さらに太いやつをつっこまれます
長い…
これは胃カメラより太いとの説明を涙目で聞きます
しっかりと麻酔をかけますからね、と言われ、それが引き抜かれて
カメラが始まったのがちょうど11時でした

内視鏡自体は5分〜10分程度
鼻から入れていって、ふがーって感じです
綿棒つっこまれるインフルエンザの検査のごっついやつみたいなイメージ
で、ごっくんしてくださいって言われてごくっとすると
のどがせまい…圧迫…って感じになりながら胃カメラが通過
いちばんしんどいところもう通ったからね、と先生
看護士さんはずっと後ろで背中をさすさすしてくれています
やさしい…
ごくっとしたときはさすがにおえって言いましたが、そのあとはまあなんとか
イメージとしては、箸とか、アスパラガスを飲み込んでるみたいなかんじ
こんな固いもの飲み込んだことねえよ…って感じです(そりゃそうだ)
呼吸はやいよ、と言われたので深呼吸をゆっくりするのに必死
いちおうモニターも見えますが何となく目に入ってるだけ
涙目だし、呼吸に必死すぎて、たいして話もきいてません
でも先生が、今このへんみてます、うん、きれいやね、大丈夫ですよー
っていうのには、返事もできるぐらい意識もハッキリしてるし声も出せます
つば飲み込むとめっちゃ圧迫感で苦しいですが、たぶんごっくんしなきゃしんどくない
ぜえぜえしてると、もうすぐ終わりますよ〜ってことで
検査自体はスムーズに終了しました


中にはしんどすぎてびっくりして内視鏡引き抜こうとする人とか
もっとえずきまくる人もいるらしく、全然大丈夫でしたよ、となだめていただきまして
よかった…親切な先生と看護士さんで…
まあわたしも、泣いてましたけど暴れたりはしなかったんでたぶん
それほど迷惑はかけてないはず…

落ち着くまで横になっててくださいって言われましたが
すぐ起き上がれるぐらいにはまあ大丈夫でした
お言葉に甘えて横になってましたが
あと、移動のため起き上がったら、こんな短時間でこんなに肩首ガッチガチになんのか!
とびっくりするほど肩バキバキでした
緊張してたんだね…いちおう声かけられて、カメラの直前に、肩の力
入ると思うけどなるべく抜いてくださいね、って言われて
そのときは抜いたのに…おそるべし…

引き続き点滴用ベッドでも横になってていいよと言われ
ご飯食べてないですよね、点滴しますか?と尋ねられたものの
なんのですか?ぐらいピンとこないわたし
栄養剤ってことだったのかしら…
料金あがりそうだったしわたしみたいなデブは何食か抜くべきレベルなので
お断りしました
鼻がガビガビになってたので看護士さんがまた拭いてくれる(やさしい)
そのままピロリ菌と腫瘍マーカーの検査ができる血液検査のため
採血されて、そっから待ち合いでまた待機
鼻が麻痺してる感じはあるものの、呼吸も普通にできますし
気分の悪さやしんどさはもうありません スゲー
ただものすごい疲れてましたけど

まだしばらく待たされて、もっかい血圧はかって
(緊張から解放されてずいぶん下がってた)診察室で結果を聞きます
私はあれだけ昔胃痛に悩まされていたわりに、
潰瘍のあとなどもなく、綺麗だったとのことでした
食道もちょっと逆流はあるけどそんなに荒れてもないようですし
十二指腸とかも大丈夫でした
前にちょっと、喉にポリープがあるとえずくと聞いたことがあったので
先生に、胃に原因あるか喉かどっちだと思います?と尋ねたことがあったせいか
「声帯も綺麗でした」と付け加えてくれました
なので喉のポリープの線はたぶん消えた…

ただ、胃の下部?が萎縮性胃炎っていうメジャーな状態になってるぽいので
その原因を探るためにピロリ菌の検査をするとのことでした

あとはだからその血液検査の結果まちです

で、料金は6000円程度

終わったら12時とかでした
時間かかった〜
飲み物は、その診察をもって解禁、12時からご飯も大丈夫、とのことで
ほんとすごいです、即日常生活に戻れます
わたしは無職なのでそのへん問題なしでしたが


総括として
しんどいのはカメラより麻酔
って感じでした
そんでたぶん、1度経験したら次はもうちょっと楽だろうなと
まあだいぶしんどいのでもうやらないと思いますけどw
すぐ日常生活に戻れる点と、舌の付け根に触れないぶんめっちゃ楽ってのは
ほんと鼻から胃カメラ最大のメリットでした

えずきまくる原因が胃の障害でなく、
えずいてるけど食道も問題ないってことがわかったので
おそらく心因性なんでしょうけどとりあえず原因が少しでも絞れたので
これでちょっとは楽になるかな?と自分でも思います

去年の4月のがいわゆる「体を壊した」瞬間だったのだと思います
もう昔みたいにバリバリ働く気はありませんし
あんな元気だったころに「戻れる」とも思いません
ただこの体調とゆるゆる付き合いつつ
普通に事務仕事ができるぐらいには社会復帰できるようがんばります

前まで何でもなかったことがしんどいってのは本当に辛いですが
たぶんわたしの場合は、就活や面接が最大の壁って感じですけど
働き出せばたぶん普通にやっていける程度だと思います

とにかく私にとってこの胃カメラ体験は人生最大の大仕事でした
よくがんばったわたし…!

胃カメラなあ…どうなんだ…?って思ってる方の参考に少しでもなれば幸いです


最後に近況
4月からのガンダムUCみんな見てますか?
OVAだと5万以上する代物がタダで見られる!
むしろ5万の得!
今からでもいいので見て下さいね!!

あと今期は面白いものが多い!
ジョジョ4部も最高の出来でグレートですよこいつはァ!
それからカバネリとジョーカーゲーム、これ面白いね
坂本ですがもみてます くまみこもかわいい…


アニメが楽しめるのも健康あってこそです
みなさん元気に過ごしましょうね