神様がそばにいるような時間

LIFE

LIFE

刹那

刹那

犬は吠えるがキャラバンは進む

犬は吠えるがキャラバンは進む

昨日は「ドアノック〜」くらいしか聞かなかったんだけど
今日は改めて1枚通して聞いてみた
帝国ホテルのイルミネーションがきれいだった

14年経った、というのは昨日もふれたけれど
あたしがオザケンを熱心に聴いていたのは、14歳、中学生のとき
そしてあれも冬だった
ラブリーを熱唱する紅白に大興奮して
年明け、友達とシングルを買いに町のレコードやへ行った
寒い日だったのでムリがたたって
肺炎で1週間寝込んだ
スキー教室の日に帰ってから、フリッパーズ・ギターのCDを初めて買った

そんな冬から、同じだけの時間が、経つってこと?


当時からもちろんいい曲でいい歌詞だと思っていたけど
今になって聞いても輝きがすごくて、驚かされる

特に、歌詞のしみ方が異常w

あのー「流れ星ビバップ」とか
「時は流れ傷は消えていく それがいらいらともどかしく
忘れてた過ちが大人になり口をあけるとき
流れ星探すことにしよう もう子どもじゃないならね」
だし
「ローラースケート・パーク」とか
「誰かが髪を切っていつか別れを知って太陽の光は降り注ぐ
ありとあらゆる種類の言葉を知って何もいえなくなるなんてそんなバカなあやまちはしないのさ」
「意味なんてもう何もないなんて 僕が飛ばしすぎたジョークさ
神様がそばにいるような時間」
だし(思いがけずクリスマスを思わせるくだりも出てきてビックリ)
「夢が夢なら」なんて
「ああ君がいたころのことを思わない/僕は一人で生きることを学ぶさと思いながら」
だよ?!
「それはちょっと」もかわいくてものっすごくいいし
「僕らが旅に出る理由」も
「遠くまで旅する恋人に あふれる幸せを祈るよ
僕らの住むこの世界では太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる」
「遠くから届く宇宙の光 街中で続いてく暮らし
僕らの住むこの世界では旅に出る理由があり
誰もみな手を振ってはしばし別れる」
だしね…
てなんでやたら悲しい方面ばっかりにしみてるんだろう…


しかしオザケンの甘甘ラブソングを聴きながら
町のイルミネーションを見てクリスマスを一人で過ごすとは
あたしもすっかり強くなったものね!!