記者クラブに詰めてたら
まあウチではあたしが書く必要はないけど
そこそこ事情説明を求めるべき案件があって
他社の記者たちが詰め寄ってた
まあ仕事だからしょうがないんだろうけど
「そこまでキツいこと言うかぁ?」
みたいな聞き方をする人も当然いて
あれは、カメダのときも思ったけど
「仕事」という名を借りたイジメというか
ストレス解消のようにも見え

でも、そこまで突っ込まないあたしは
もしかしたらいいとこどりだけしようと思ってるのかな
とか
仕事に忠実という意味では
彼らのほうがよっぽど体を張ってるようにも思えて

この仕事をしだして思うことは
どんだけ自分が偉くなった気でいるんだろうということ
まあ意識的なだけマシかもしれないけど
他の同年代の社会人の友人より
よっぽどちやほやされてるし
甘い
世の中が甘すぎる
そういう仕事しかしてきてこなかったじゃない

偉いのは自分じゃない
マスゴミという仕事が偉いだけ
偉ぶってるだけ
じゃあ、その仕事に就けてるあたしは
全く偉くないかといわれると
そういうわけでもない気になる
そういうことだ


どんどんワガママで
どんどん増長していく

人間的に、大事なものをボロボロと
落として行ってる気がする

でもそれでいい
振り返るつもりもない
だって自分で選んだことだから
この人生を自分で選択したんだから
それで構わん
迷いもない
ブレもしない

ただ、ときどきこうして
意識して初心に帰りたいなあ、とだけ