中野翔太&松永貴志 クラシック×ジャズ 2台ピアノの挑戦@ザ・フェニックスホール100226


ジャズが右ってことはやんちゃ受け


すっごく前から楽しみにしていたコンサート
クラシック系はちゃんと来るのは久しぶりです

どれくらい前からかというと
10月に、11月末の公演の制作発表があって
そのとき今回のコンサートを知り
なんとかチケットの予約を頼み込んだ
んだけど呼んでいただいたんだけどねwさーせんw


松永貴志君は関西の子だし有名で知ってたけど
中野君は初めて知りました

雨の中フェニックスホールへ赴き
2階最後方から見る
ちょうど指の動きが見えるいい位置

まずは中野君からで、シューマンアラベスク
シューマンなんてあたしは滅多に自分から聞くことはないけれど
ロマンチックですてき

次はデュティユーのピアノソナタ
近代の作曲家だけど今回初めて知った
事前に調べては行ったけど
生で聞くとちょうかっこいいいいいいい!!!!111
帰りに絶対買おうと思った(でもなかった)
素晴らしい演奏だったし曲もすてき!


あとは、中野君が自作したコンピューターと
連動させてやる曲
なかなか実験的で面白い
今日はガッツリとクラシックと思って来てたのにこういう…w
やっぱり今とつながってるんだなぁとしみじみ


続いて松永君
ほんと関西の兄ちゃんて感じで親しみやすいし
コンサート慣れしてる
報道ステーションのオープニングを聞いて
「ニュースはじまる!」て感じになったw
力強くて適度に力が抜けていてどの曲もかっこいい


休憩をはさんで、デュオで登場
まずはラフマニノフのロシア狂詩曲
ラフマニノフもあんまり詳しくないので、この曲も初めて聴いた
けど、これもちょうかっこえええええ!!!

そして、次がフィナーレであり
あたしがどうしても来たいと願った最大の目的
ガーシュイン「パリのアメリカ人」

オケ版は何度も何度もいろんな演奏を聴いてきているけど
ピアノでは初めて
ガーシュインはあたしがもっとも好きなクラシックの作曲家で
(クラシックていっていいかわからんけども)
でも実は、「ラプソディ・イン・ブルー」よりも
「パリのアメリカ人」のほうが好きでね!
夢のように美しいフレーズと活気あふれる雰囲気が大好きで
なのでもう聞く前から泣きそうっていうか
「聞いたらうれしすぎて死んじゃうかも」って思うくらいだったw

なんか細かいところまでは覚えてないけど
ずっと心が打ち震えてた
オケ版のほうがもちろんなじみがあって聞きやすいけど
それと比べるとピアノのほうが自由度が高くて
ジャズの要素が濃いから
「パリ」より「アメリカ人」て感じ?
オケ版だと、街の雰囲気とかがよりイメージされるっていうか
アメリカ人の目線で見てる
パリの街がイメージされるんだけど
ピアノ版だと、パリの街から、アメリカ人がウキウキと
街を闊歩してる様子を歩いてるのが見えるっていうか
うーん、とにかくアメリカ感が強くて
こっちもとても楽しかったー
ほんとよかった


このあとも結構何度かアンコールで出てきて
2人はジュリアード時代に知り合って
これまでもジョイントコンサートしたりとか
焼肉食べに行ったりしてるみたい

とにかく掛け合いで楽しそうに弾いてたのが印象的
ピアノで遊んでるっていうか
ピアノはさんで放っておいたら
2人でずーっと飽きずに遊んでるんだろうなって思った
それが伝わってきて、楽しかった

でも中野君はやっぱり、すごくマジメそうな印象でw
フリーな感じの松永君とは対照的で面白かったなぁ
それぞれの良さがマッチしていてよかったです
でもラフマニノフとかもさすがに松永君は弾きこなしてたし
ジャズ要素でも結構中野君もすてきなセンスを光らせてたので
満喫できました

回りのお客さんも大満足そうだったし、いいコンサートだったなぁ
もっとコンサート通いたい!


追記!

がっつりクラシックと思って来たというのに第2弾
松永貴志の演奏曲に「残酷な天使のテーゼ」があってワロタwww
今日はそっちじゃなかったのに!w

どう抗っても逃れられないおたくライフ…