とても寒い日に僕ら手を叩き朝が来る光分かり合ってた
とてもつめたいけれどすべすべの手に
ココアがとてもあたたかかったこと
そらの青いグラデーションがとてもきれいだったこと
雲がなかなかの速さで流れていったこと
おそばやさんの朝の仕込みのにおい
体と心で感じ取ったこと
世界のすみずみまで感覚を研ぎ澄ませて
一日一日を
きちんと嗅ぎ取りたい
世界はとても美しいから
心をなくさないように
目を閉ざさないように
手はいつもフリーにしておいて
毎日毎日、世界をきちんと見つめて生きたい
そんなことを思う、クリスマス明けの年の暮れの朝