おいこら、バーゲンだっつってぼーと歩いてるそこの浮かれ女、トロトロ歩いてっとこのでっかいカメラバッグでどつきまわすぞ!!


って、やっぱり性格悪はだめなのだね。
今日ちょっと思い知った。
いや、ジョナサンケイナーの占いがまた当たった格好だ。
優しく中立でいましょう。厳格はダメですよ。
だって。
たしかにね。

気にしてる人には本気で響くみたいだ。

だってでもさ、あたしみたいなしょーもない人間にでもできてることを、みんなに同じように求めちゃいけないの?
だとしたら、できてるあたしは自分のことをえらいってほめちゃいけないの?じまんしちゃいけないの?どっちかくらい大目に見てくれればいいのに。
それじゃああたしだって浮かばれない。
おまえらもがんばれっつーの!
あたしだってラクしてるかもしれんけど、それなりの努力だってしてんだよ!

あの子も、自堕落なくせにヘンなとこきついっていうか、細かいからなー。
って、それはあたしも一緒か!だははははは!

あー。

だって人に優しくしたってさー。
どうせそれでみじめにおもうんでしょ?
だったらもう意地悪して嫌われるくらいのほうがおもしろいじゃん。
性格悪いのってさ。
みんなでそうやって、あいつはムカつくとか言えばいいじゃん。
そのほうがみんなおもしろいじゃん。
あたしはあたしでいつもイヤミ言ってられるしさ。
だけどダメなんだって。やめたほうがいいんだってさ。
でもみんないい子ちゃんだったらつまんないじゃん。
一人くらいヒールがいたほうが、一致団結して盛り上がるじゃん。
だったらあたしがその役引き受けるじゃん。

って思うわけさね。
やっぱりひねくれなのかしら。

しょうがないじゃんあたしは出世欲が強くて野心家なんだから。
人より早くなんでもできるようになりたいんだもの。みんなにはそういう野望がないの?
だったらもうやめてくれ。

っていいたくなるときもあるんだけど、それじゃ社会は成り立たないからね。
って、思ってるくせにさ、自分にできることは人にも求めるんだよねあたし。それはたしかに我儘だ。うん我儘だ。それ以外の何者でもない。
押し付けない。それはむつかしい問題だ。

あたしがもう一人いればいいのに、っていうのはあたしがよく思うことのひとつだ。
あー、あたしだったらもっとうまく立ち回るのにな、うまく解決できるだろうにな、ちゃんとできるだろうにな。

要するにあたしは、人を信用していないってことだな。
なんでかわからんが、やっぱり自分以外は基本的に信用できていないのだ。
あたしがいちばんわかってて、要領もいいって思ってる。思い込んでる。でも実際そういうこと多かったしね。っていうのは、最近じゃ回りの中であたしがイチバンの年長さんだったことが多いからだ。そこで過信しちゃったんだな自分を。でも昔からか。バカばっかりでイヤだったもんな。昔。「自分以外はバカの時代」って書いてあるオビのあの新書、読むべきなのかしら。あたしのこといってんのか?他人を見下す若者か?!

やめよう。別に悩んでるわけではないのだ。ただ、人より頑張ってるところを認めてもらいたいだけなんだ。いつか報われると思いたいだけだ。何を目指してるのかはわからない。ただ、あいつに仕事頼んだら早いとかちゃんとしてるとか間違いないとか、そういうふうに言われる記者になりたいだけだ。人よりぬきんでたいだけだ。それはあたしの、昔っからの目標。人を出し抜くのが好きな卑怯者なの。
いや卑怯者っていうか、それなりの努力は積むけど、それは見られたくないの。
ヘンに完ぺき主義なところがあるのかな。
でも基本的にサボり性なところもあるんだけどな。諦めたら早いし。

何が言いたいのかわからなくなってきたけどちょっとすっきりはしたかな。

ま、出し抜きたい、抜きん出たいと思ってるんなら、人に自分と同じものを求めるのは筋違いってことをわかれってことなんだ、自分。
その努力は、そのためのものなんだとしたら、それを人に認めてもらいたいとか、おんなじことしろって強要しちゃいけない。その努力は、みんなのためにしてるんじゃなくて、あたしだけの将来のためにしてるもんなんだから、モクモクと、やりなさい。と。

はい終わり。