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先日言っていたとおり、4年ぶりに高校時代、ずーっと一緒にいた親友と再会を果たしてきました。
昼前に電車に乗って待ち合わせ場所の三ノ宮へ。そのころからスキだった、懐かしのナンバーガールを聴きながら。さながらJRは、時空を超える列車。
そして着いた先で目に飛び込んできたのは
あのころとちっとも変わらない親友でした。
向こうもすぐにわかってくれて、再会を喜び合って。
びっくりするくらい長らく会っていなかったために、何から話していいのかもわからず、とりあえずランチをとりながらだらだらと大学時代のことについて言及し、ぽろぽろと思い出話をし、1時間ちょっとくらいで「だいたい話したと思う」との結論に(ぜったいそんなことないはずなのに)。
そのときそのときは必死だったことも、今からすればたいしたことのないような、人にわざわざ報告するようなことではなく、案外話すことでもないような、そうでもないような。お互いがそんな感じだったな。
でも、やっぱりそれだけ多感な時期に長く一緒にいたということはぶっとい絆を生んでいるのであるなあ。
ひとしきり喋って、買い物して、一緒に帰る道すがら、彼女は
「もっとぎこちなくなるかと思ったけど、会ってみたら全然そんなふうに感じなかったからよかった〜」
と言ってくれたので、ひと安心。
たしかに、あのころとおなじようにわたしたちは楽しく過ごせたと思う。
縁あってこうして故郷から離れたのに、同じようにまた別の地で近くに住むことになったこのせっかくの「運命」(昨日のanegoかよw)を大事に、またお付き合いを続けられたらいいなーと思いました。
高校のころからわたしたちは異色で、先生に会うたびに「先生ごきげんよう」なんて言って、京極の新作を楽しみにして徹夜で読んだり、ブランキーをカラオケで歌ったり、そんなふうに楽しく過ごしていたのと、今もたいして変わらない生活なんだなー。ああ文章がおかしい。でもいいや。
特異な言語感覚で毎日けらけら笑いあっていたあたしたちだったけど、今もその言語感覚が生きていて、それが久々に発揮できて楽しい1日だった。