お笑い好きは今にはじまったことではないけれど、ドリフは通過していない。
あれほどDVDが話題になるってことは、やっぱりすごかったんだろうなあ。

うちはなんでか幼いころはかなりお嬢として育てたかったらしく、いろいろと今から考えればヘンな統制があったような気がする。

たとえば、ごはんのときにテレビを見るのはオッケーなのに、カトケンみたいのは見ちゃいけないって言われてた。下品だから、とかって。今なんかどうなんだって話だけどさ。

だから、小学生の低学年のときなんか、みんなかとちゃんけんちゃんうんたらかんたらみたいなテレビの話で盛り上がってるときに、入っていけなくて寂しい思いをしたことは何度かある。

でも、あの番組自体にあんまり魅力は感じなかったなー。

わたしの中でいちばん古いお笑い番組に関する記憶ってーと、「オレたちひょうきん族」ではないかと思う。うちら世代は、歌謡曲の番組でアイドルの後ろにバックバンドとオケがいるのを見てた最後の世代だとか、ひょうきん族をなんとか覚えている最後の世代ではないかと思う。ザッツ80年代。

ひょうきん族もそれほどシッカリ覚えているわけではないけどね。懺悔が好きだった。あとはー、パーでんねんとかシカのフン♪とか。懐かしいなー。

それと並行して、とんねるずかなー。とんねるずは、関西人のわたしだけどかなり好きだった。今でもたまに見てしまう。あの業界ノリみたいのが、昔は面白かったんだよね。仮面ノリダーとか、ちょっと夜遅くまで起きさせてもらってみてもいいよってなるのもまた子供の頃のわくわく感をあおるんだよねえ。

とんねるずは「生ダラ」とか「みなさんのおかげです」とかか。ほもおだほもおとかwモジモジくんとか。今から考えたらけっこうギリギリのことやってたような気がするけど、子供だからなんもわからず面白くて笑ってたな。

あとはウッチャンナンチャン。「やるならやらねば」だね。マモーミモーとか。あ、ナン魔くんか。面白かったのに、終わっちゃってショックだったなー。子供の時分だからオトナの事情もわかんないしね。

で、ダウンタウンがくるんだよね。あたしはダウンタウンヲタではないけど、やっぱり「ごっつええ感じ」はずーっと見てた。大好きだった。はやくDVD貸してもらわないとなー。
あのころのことを思い出すと、YOUと篠原涼子はうまく生き残ったよねー2人とも。板尾の輝きがすごかったなー。シンガー板尾、板尾係長。

あれよりハマったお笑い番組ってあんまりないかもしれないな。笑う犬とかも、一時ハマってたときもあったけど、それほどだったし。ネプチューンは嫌いじゃないけどね、全然。

たまーに内P見るけど、けっこう面白いとは思う。あのメンツもべつに嫌いじゃないし。
看板番組持ってるような芸人であたしが許せないのはあれだ、ロンブー。ロンブーだけはどうも好きになれないんだよなあ。あれだけは、PTAの意見に同意できる。くだらねーって思う。だから彼らの番組はほとんど見ない。ああいう悪ノリの仕方って好きじゃないんだよな。

とりあえず、1回こうしてお笑い原体験を整理してみたかったから、満足。