珍しく今日は夕方からの勤務だったので、「anego」をHDDに録画。帰宅後ゆっくりと見る。あ〜すごくわかるその気持ち!!「会社からお給料をもらっている以上、会社を裏切ることはできないんです!」奇しくも今日、給料を手に帰ってるばかりに余計ぐっときた。
今日も新人さんの研修をまかされて、掃除や雑務を教えたんだけど、新しく人員が増えてわたしが少しずつ辞めやすくなってる環境ができることが、ちょっとこわくなったもん。まあ、そんなこと言ってちゃもっと稼げるところへのシフトチェンジができないからダメなんだけど。
でも、せめて人が増えるまではと一所懸命やってきた、特に近頃は。就活を続けるためには、ここにいる方がやりやすい。もうかれこれ4年近くのキャリアがあるから、どこのシフトであれこなせるし、大概のことには対処できる。それに、2人ずつで年中無休で回し続けるシフトであっても、必ず誰かが埋め合わせをするし、してくれる。急に面接が入っても、相談すれば必ず都合をつけてもらえる。だからわたしはここに残ることを選んだ。
でも、それだけではない。初めてのバイトで4年近く続けられている理由は、残っているバイトの子たちがいい子ばっかりだから。
うちは店長がまだ若く、みんなが友達のように呑み会をやったり、温泉に行ったりして遊んでいるという恵まれた環境下にある。だから、続く人はほんとに、大学在学中はずっと続けたりする子が多いんだ。
2人ずつで半永久的に回し続けるシフトをこなしていくと、責任感が生まれる。うちは特に本部からの評価も高い優良店だから、みんな責任感がきっちりと培われている。うちはバイトと店長だけで店をまわしているから、自分たちが入っている時間帯の責任はすべて自分たちにある。ホールとかでバイトしたことがないから勝手なことは言えないけども、大きな居酒屋なんかで働いている友達なんかは、「今日だるいから休ませてもらおう」と言ってバイト先に電話をかけたりしていた。うちではそんなことはできない。勿論、本当に体調の悪いときにはそういうこともできないではないけど、その場合、必ず自力で代わりの人を見つけないといけない。
自分という人間が店で働くことに対して、お給金が支払われるっていうのはそういうことだと思う。もうこれは、安いとか高いとかそういう問題ではない。
そんなこんなで、「頭下げて頼まれたら、断るなんてできません!」って言った篠原涼子を見ながら、アタシだって木金休みだったんだから、風邪ひいて代わり探してる後輩の男の子の代わりに、明日の早朝入ってやればよかったって心から思った。こちとら気楽な実家暮らしのフリーターなのにね。22時まで働いた翌日に、6時から働くのはキツイ、なんてね。こんなんだからふけこむんだよなー。働けば働くほど、ほんとは力が出てくるはずなんだから。もっと気合いれろこんにゃろー!職業に貴賎なし!(とは思えないんだけど)
ってことで、帰ったら某地方紙から筆記試験の案内が届いていた。まだまだあたしにも、野田奈央子になるチャンスあり!負けん!(て、なりてえのかよ・・・、いや、なりたいよ、赤西くんみたいなキャワイイ後輩に恋されるならな!)