早朝のバイトから気分よく帰宅してテレビを見た瞬間に、ニュース速報のテロップが出ていた。神戸在住の自分には馴染みある土地での列車事故
「脱線?!珍しいなそんなこと」って、思った。でも、こんなにひどいなんて思わなかった。
はじめて、テレビに映し出される映像を見て開いた口がふさがらなかった。
電車が、マンションにめりこんでるなんて。
ショックでびっくりした。
中2の冬に、阪神大震災が起きた。そのときは、豊岡で被災(とはいわないか)したわけだけど、親戚の多い神戸の惨状を知った途端、わたしは熱を出して寝込んだ。祖母と連絡がとれなかったから。そして、祖母宅の真上からの映像で、完全にその一帯が全壊していたから。
そのときは事なきを得たけれども、それからわりと天災に関してトラウマがある気がする。
今日も、こわい、こわいといいながら1日中テレビをつけていたけれども、もしかしたら熱でも出ていたのかもしれない。
3両目に乗り合わせていたというNHK神戸のチーフアナウンサーが、事故に遭ったというのにその場から電話で、そして少し落ち着くと普通にレポーターとして出ていたことに驚いた。働きマン。わたしには、そんな冷静さとか、根性とかほんとうにあるのだろうか。
いや、きっとねえな。へたれだ。
あーやっぱ向いてないかも・・・。しかも、このアナウンサーのおじさん、実は肋骨折れてたんだとか・・・。すごい、すごいよ。
そして、運転士くんは23歳、同期なんだなー。まったく知りもしない人だけども、きっと現役で大卒で就職したんだろうな。んで2年目だろうか。ダレだって最初はぺーぺーなんだけどさ。だけど、こわいなあ。なんか、いろいろ複雑な思いが交錯した。若手を育てていかなきゃいけないしね。ベテランはいつか卒業しちゃうんだから。でも、もうちょっとゆったりと、列車の運転に慣れるように研修させるべきじゃなかろうか。田舎に行け、と言ってるわけではないけれど、この近辺はとくにベッドタウンとして多くの人を運ぶところだし、こうして線路の至近距離に多くの建造物があったりする。そして朝の過密(とまでいかないかもしれんが)ダイヤとか。
こういうことがあったときに、あせらず落ち着いて運転できるようにもっとゆったりとできるところで練習をもっと積むべきだったんじゃないだろうか。何も知らないで書いてるけども。
はー若いってつらい。文明によってこういう事故がおきてしまうのはなにより恐ろしいし、つらい。わたしには何もできないけれども、唐突に命を落とすことになってしまった人たち・・・心よりご冥福をお祈りいたします。それしかできない・・・。