Late of the pier japan tour2009@心斎橋クラブクアトロ090108

今年一発目は外タレさんから!
ということで、去年喜びいさんでチケットをおさえたけど
SNOOZER効果もサマソニ効果もまったくな
Late of the pierさんです
いわゆる去年一連の「ニューエキセントリック」として
名をはせたUKの若者たちですけども


このバンドが好きなのは
わかりやすく奇妙奇天烈なところ
あざといといわれようが、単純に面白くて
あと、変拍子好きにはたまらない!
いろんなバンドが引き合いに出されるけれど
あたしの中では
アンダーエイジ真っ只中の若者世代で
クイーンとテレヴィジョンが出会った、という捕らえ方なんだけど(どんなだ)

仕事終わりで、風邪も完治しないままだったので
元気ならば踊る気まんまんだったけど
後ろのカウンターから見ることに
でも、空いてたしすごくよく見えて楽しかった
ちょうどベースの彼がDJをしていた模様
わかった曲といえば、ブラーの
「There's no other way」くらい…すまん
かかってるのはどれもかっこよかったけどね

ぼーっとした頭で水を飲みながら、40分ほど待って
メンバーがステージに登場
いきなりとばしていきますなー
なんか客のノリにちょっと違和感あったけど
(うーん、oiノリか?)
ワイワイしてる人を遠巻きに見てるのもそれはそれで面白い

CDが、やっぱりそれなりに、奇天烈ではあるけど技巧的でもあるものならば
ライブは荒削り
けど、技巧とのバランスがいいというか、勢いが適度に力を持っているのがいいねえ
これこそニューウェーブ/パンクの醍醐味みたいな
(そこにカテゴライズされるわけではないが)
でもそれが、若さゆえの暴走だけで作り上げてるわけではなさそうだから
このテの子たちは怖ええんだよなあ
同じように若い世代に向けた演奏だからなのか
彼らの場合は、与えているわけではないんだよね
もっとほんとに、共有してるというのがみえる
だから若さって素晴らしいしまぶしいしうらやましいんだ

音圧とかでもうまくほかからの注意をそらしてたのかもね
ベースのビートが心地よくて
気持ちよく脳内がシャッフルされた気がするよ

優等生みたいに見えるのになあ

年明け早々、踊るだけじゃないライブの楽しみ方も分かったし
いいライブ初めが迎えられたんじゃないだろうか
二作目が早くも楽しみなバンドです