脚の話

今日、取材で訪れた工場に入る際に
出されたスリッパに足を入れた

そそくさと、案内員についていく俺

ふと、足裏に痛み


健康サンダル…ッ!!!


わたしは健康サンダルがはけないはずだった
だが、なぜか相談役のあとを必死に追っている
そのまま工場内をぐるぐる回る


必死になるとなんでも出来るものである

わたしは足裏が弱いのだ
健康サンダルは、今まで何度かはかなければいけないシーンが
ないこともなかったが
足を入れた瞬間、激痛で歩けなかった
今だって、内臓の調子は決して良くはないはずなのだ

なのに、なぜ…?


ちなみにわたしの足はひどい偏平足
土ふまずなんてものは存在しない
「土フムー」である
パンプスをはこうにも、ミュールをはこうにも
基本的にクツがわたしを断固拒否するのである
とんがったクツとは、もう真逆のかたちの足である
パンプスの基本形を、たとえばひしがた状にたとえるなら
わたしのあしは、そりゃあもう立派な台形である

偏平足は足が疲れやすいといわれる
その上、似合う靴も少ない
ただでさえわたしは人より重いし
荷物だって重い

そりゃあ疲れるはずである


足の話でした
やまなしおちなしいみなしでした