それぞれの船の中では誰もがエース

吉井和哉の「Winner」という曲があって
トライセラトップスの「Ace」という曲があって
これをたまたまこのタイミングで同時に聞いたっていうのは
最近のだらだらっぷりからすると
神様からの贈り物だといっても過言ではないと思う

これを同列に語りたい

昨日ちょうど
和田唱の「全部自分でやっていちばんになりたい」思想は
生きていくにはしんどいと言ったけれど
その彼の素地を知っていると
この曲は何より面白く心に響く
言ったまんまそのままの歌詞だから
もちろん歌詞だけでなく、リフはかっこいいわ
美メロだわという彼らの中でも相当な名曲だと思うんだけど

そう、そんな生き方はしんどいんじゃなくて
ほんとはみんながしていかなきゃならない生き方
いちばんじゃなくてかまわない
個性が光ればそれでいい
オンリーワンがかっこいい

そんな感じの言葉が踊る
だから「リラックマ」の新刊はとてもやさしい
誰も傷つかない
みんなで幸せになれる
耳にやさしい言葉が踊る

でもあたしが欲しかったのは
癒しの言葉でも肯定の言葉でもない
こうやって「おしりをかじってくれる」歌

和田唱の言いたかったことは
脱・他力本願てことで
人生の主人公はいつも自分
きちんとそれをまっとうできる自分にならなきゃいけない
誰かに希望を託すだけでいいのか?
自分がエースにならなくていいのか?
もちろんみんながエースになれる世界なんてない
だけど、そこで諦めて良いもの?
自分がおいしいとこ持って行ってやるって
そういう野心が必要
生易しい世の中だもの

あたしに今必要だったのは
こういう言葉だったんだな

あーやっぱりこれは運命だ*1

自分をピリっとさせたい人は
ぜひこの2曲を聴いてみるといいよ

そして、トライセラなんてただの甘甘ラブソング軟弱バンドだと思ってるやつは
バカだよ!!w


吉井和哉のこの曲は
トブヨウニと同じく
やさしく背中を押してくれる
一緒に走ってくれる
そんな気のする曲です

WINNER

WINNER

THE 7TH VOYAGE OF TRICERATOPS

THE 7TH VOYAGE OF TRICERATOPS

だれがきめたんだろう

25にもなったから、バンドやアイドルやキャラクターは卒業?
大阪だから、ディズニーには行けない?

新聞だから、営業のことなんて、フツウの仕事の常識なんて、なくたっていい?
経済だから、政治のことは知らなくていい?
カタい仕事だから、カルチャーのことは知らなくていい?

こんなことを同列に語るべきではない?

だれがきめたこと?
主人公の自分ならなんでもしていいんだよ

もうがまんはせん
ぜんぶものにする

というきもちでいどむ

*1:すぐこういうこと言います