本格的に風邪をひいたようだ。平熱が低いあたしにとって、37.3度はふだんよりガッツリ1.5度高いんだもの。
先の秋冬は、忙しくて次から次へとやることがあって、とても体調を崩していられるヒマなんぞなかったので、気が張っていたせいで奇跡的に風邪をひかなかった。
だから、すごくこの体のだるさが久しぶり。
でもあんまり体験したいものではない。

夕食のあと仮眠をとった。うつらうつらだったのでヘンな夢をまた見た。
新しい職場で仕事をしていた。
ちょっとかっこいいけど意地悪な感じの同僚の男の子がいて、なんかわたしをバカにしてるみたい。きれいな女の子がいた。
広くて小汚いオフィスで、いろんな人がいるんだけど一体何の仕事を自分がしているのかわからない。きれいな女の子が保険証がなくなったというので一緒に探した。そもそもタメ口でこっちは話し掛けたけれど、同期かすらもわからない。
かっこいい男の子は、あたしが鳥肌実の扇子をもっていたのをやたらとからかってきた。
なぜか「軍国主義」とか「右翼」とかじゃなく「貧乏」って苛めたいみたいだった。
他のかわいい女の子が、きれいな女の子のことを小声でわたしにむかって「あの子のつんとした感じがものすごくイイ!萌える!」みたいなことを言った。その子にとってツボだったみたいだった。17時になっていないのにいつも退社してるみたいだったわたしは、同期とその他の見分けすらついていなかった。予備校時代の友達がいるとかなんとかで、サークルのS田くんがなぜか出てきた。嬉しげに美人の女の子らと話していた。
わたしをからかうけどかっこいい男が、わたしは気になっていたのに、やたらと共通項のある男はまったくのアウト!って感じの、いやむしろチェンジ!って感じの男だったので、やっぱり男運ないんだなーと痛感した。

ひとりでチャリに乗ってすごい坂を帰っていた。ものすごく急だったので、すっごいおそるおそるブレーキをかけて帰っていた。いつもと違う道だったらしく用心していた。
最終的に、道のそばにチャペルが見えてきて、結婚式の予行演習をしている人たちがいた。そこへ招かれた来賓みたいな中に、サークルの先輩のM井さんがいた。
気づいてわたしは大声で呼んだけど、しばらくわかってもらえなかった。とんちんかんな名前を言われたりした。
なんで無視しようとしたかってーと、あたしが昔落とされた大きな放送局の人の縁でここに来てるから言いづらかったとか言っていた。
坂の終わりはなんと長くて急な階段だった。どうしようと思っていたら目が覚めた。

いったいどのくらいの時間だったのかはわからないけれど、ほんとうに意味のわからない夢だった。願うことはただひとつ、新しい職場でうまくいきますように。